ご挨拶

皆さまこんにちは。
松戸市議会議員の大塚けんじです。
日々ご指導ご鞭撻を賜り、心から感謝申し上げます。
本日もお忙しい中、こうして私のホームページを見ていただきありがとうございます。
さて、ここでは私が政治家を志したきっかけをお伝えさせていただきます。

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(松戸市在職時代)
私は平成14年10月松戸市職員として採用されました。
私が市職員で生活支援課(生活保護)にいた時のことです。
窓口には金銭的・精神的等苦しい生活をしている方がたくさんいました。
私は一人ひとり時間をかけてとにかく市民の声を聞かせていただきたいと思いました。
と申しますのも、
私自身が右耳聴力ゼロという障がい者だからです。
障がい福祉という点で、相手の痛みが共有でき、
積極的にサポートしていきたいと考えたからです。
そんな時、生活保護の不正受給を目の当たりにしたのです。
本当に苦しんでいる人がいる中で、大切な税金を不正にもらっているなんて・・・。
私は生活保護制度根本から見直すことにしました。
毎年膨れる扶助総額、年金よりも支給額が多い等の矛盾。
ケースワーカー(職員)の膨大な業務量。
どれも納得いかないものばかりでした。
『このままでは本当に苦しんでいる方に福祉サービスが行き届かない・・』
市職員として生活保護制度を変えることもできます。
しかし、苦しんでいる方がたくさんいる中で時間がなかったのです。
市職員よりも政治家として法律・条例の見直しまた行政組織の見直しをすることで、市民の方によりスピーディーに福祉サービスを提供することができる。
そう考えるようになりました。

(東日本大震災)
忘れもしない2011年3月11日。
私がケースワーカーで家庭訪問をしている時でした。
アパートが左右に揺れ、異常事態を感じた私は、市民と避難しました。
その後、地震の対応をし、自宅に帰れない帰宅困難者と松戸第四中で一晩を共にしました。
翌日、家に帰りテレビをつけると福島第一原子力発電所の爆発した映像が・・・。
これはとんでもないことだ。
少しでも被災者の役に立ちたいと思い、早速被災地に1週間ボランティアに入りました。
現地の方は怒り狂っていました。
『東電は何をやっているんだ』と・・・。
私は原子力発電の恐ろしさを住民から感じ取り、本当に原子力発電が良かったのか。
これからは、自然再生エネルギーに転換していく必要があると考えました。

(家族の病気)
父親は腎臓がんの手術を2回、母親は胃がんの手術を1回、姉は子宮がんの手術をはじめ、全盲という障がい。
私も片耳が聴こえない障がい者。
幼い頃から何不自由なく生活をしてきましたが、身内の病気ほど、辛いことはありません。
『なぜ私の家族だけがこんなに病気になるの・・・』
そう思い、反発した時期もありました。
しかし、両親や姉は無事に手術が終わると「けんじお世話してくれてありがとう」と笑顔で伝えてくれました。
この時ばかりは私も涙が出ました。
家族の中で唯一手術経験のない私がしっかりしなければ。
なんとか、家族を勇気づけられることはないか?と考えました。
私にできることは、苦しんでいる方をどんなことでも構わない、『助けること』です。
そして、家族に『笑顔の輪を広げること』です。

(終わりに)
以上のような経緯があり、政治家を志しました。
様々な政治家がいる中で、私のような障がい者、病気を抱えた家族はごくわずかかもしれません。
だからこそ、政治家として人の痛みがわかる政治をやりたいのです。
是非とも私独自の政策を見てください。
誰よりも人の痛みを理解し、今までのような行政独特の縦割り弊害に決して負けることなく、いわゆる常識にとらわれないで、市民目線に立って、松戸市を変えていくことを私は証明します。

市民の皆様がワクワクドキドキする街づくりを実現します。